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外国人技能実習制度

外国人技能実習制度の概要

この制度は我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和のとれた発展を図って行く為、技能・技術や知識を発展途上へ移転を図り、その国々を担う「人造り」に協力することを目的としております。
職種や優良な実習実施者・監理団体に限定して最長5年間の技能実習が可能となりました。
この制度の利用により技能実習生は実習期間において修得した品質管理、労働慣行、コスト意識、事業活動の改善、生産の向上に関する技能とそれを用いて帰国後の能力発揮により、自身の向上や産業・企業の発展に貢献でき、また日本の実習実施者等にとっては、外国企業との関係強化、経営の国際化、社内の活性化に貢献出来ると確信しております。

主な送出し国

ベトナム(ベトナム社会主義共和国)

東南アジアのインドシナ半島東部に位置する社会主義共和国です。
国土は南北に細長く、北は中華人民共和国、西はラオス、南西はカンボジアと国境を接しています。
東は南シナ海に面し、フィリピンと相対する位置にあります。
例年7月から11月までは、台風の影響を受けやすいと言われていますが、 北部は温帯性の気候であり、4月から10月までが雨期となります。

フィリピン(フィリピン共和国)

東南アジアに位置する共和制国家です。
日本と同様に島国であり、フィリピン海を挟んで日本とパラオ、ルソン海峡を挟んで台湾、 スールー海を挟んでマレーシア、セレベス海を挟んでインドネシア、南シナ海を挟んで中国およびベトナムと対する位置にあります。
フィリピンの気候は1年の大半が暑く、湿度が高いです。
季節は夏と秋のみで、3月下旬から10月上旬が猛暑日で10月下旬から3月上旬が涼しく乾燥しています。
3月から5月は初夏、6月から10月は雨季の季節になります。

インドネシア(インドネシア共和国)

東南アジア南部に位置する共和制国家です。島々によって構成されている国家で、 首都はジャワ島に位置するジャカルタです。
インドネシアの人口は2億3,000万人を超え、世界第4位となっています。
基本的に農業国ですが、鉱業資源にも恵まれており、金、スズ、石油、石炭、天然ガス、銅、ニッケルの採掘量が多いです。

ミャンマー(ミャンマー連邦共和国)

東南アジアのインドシナ半島西部に位置する共和制国家です。
国土の大半が熱帯又は亜熱帯に属しており、また国全体に多くの河川が行き渡っています。
主要農産物は米で、農地の60%を水田が占めています。
また、宝石の産出量も多く、世界のルビーの9割を産出しており、サファイアも品質の高さで知られています。

中国(中華人民共和国)

東アジアに位置する世界最大の人口を擁する国家です。
また、国土面積もロシアとカナダに次ぐ大きさであり、世界第3の面積を有しています。
主要河川として黄河や長江があり、それぞれ黄河文明、長江文明を育んだ自然の恵みでもあります。
中国はアジアの地域大国であり、経済的にも潜在的な超大国として特徴付けられています。

ウズベキスタン(ウズベキスタン共和国)

中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和国です。
1991年のソ連崩壊によってウズベク・ソビエト社会主義共和国はウズベキスタン共和国として独立して以来、豊富な天然ガス関連の投資を多く受け入れていて、比較的好調な経済成長を遂げています。
首都はタシュケント(タシケント)です。
シルクロードの中心地や、ユネスコの世界遺産の宝庫として、青の街サマルカンドや茶色の町ブハラ、ヒヴァ、シャフリサブス、仏教文化のテルメズなどが世界的に有名です。